「婚活おばさん」。この言葉を検索窓に打ち込むとき、指が少し止まりませんでしたか。
調べてしまった自分を、責めなくていいです。気にならない言葉を、人はわざわざ調べません。調べたということは、どこかで刺さったということです。
先に答えを書きます。その言葉が刺さったのは、あなたが「おばさん」だからではありません。大事にしているものがあるからです。どうでもいいことを言われても、人はここまで痛くならないのです。
そしてもうひとつ。この言葉を投げてくる人の物差しを、あなたが自分の物差しにする必要はありません。誰の意見を採用するかは、あなたが決めていいのです。
わたしは婚活に2年半かかりました。その間、心が削れる言葉をいくつも聞きました。だから「気にしないで」とは言いません。痛かったものは、痛かったでいいんです。
この記事では、言葉の存在をなかったことにもせず、かといってその言葉を使う側にも立たず、どう受け止めて、どこに置いて、明日どう歩くかまでを書きます。
読み終わるころに、少しだけ背中が伸びていたらうれしいです。
【結論】その言葉が刺さったのは、あなたが本気だからです
「婚活おばさん」「売れ残り」。こういう言葉が心に残るとき、多くの人は自分が弱いからだと考えます。
でも、順番が逆です。本気で取り組んでいることほど、外からの言葉は深く入ります。
仕事を真剣にやっている人ほど、仕事の悪口はこたえます。子育てを一生懸命している人ほど、育て方への口出しは刺さります。婚活も同じです。
つまり刺さったこと自体が、あなたが手を抜いていない証拠なんです。
「そんな言葉、笑い飛ばせばいいのに」と言われて、余計につらくなったことはありませんか。
笑い飛ばせないのは、心が弱いからではありません。そこに本気で立っているから、動けないのです。
もうひとつ、覚えておいてほしいことがあります。婚活をしている時点で、あなたはすでに動いている側です。
何もしていない人は、傷つく機会そのものがありません。傷つく機会があるのは、外に出ている人だけなんです。
- 「婚活おばさん」という言葉を、面白がって使いません
- でも「そんな言葉は存在しない」とも言いません。実際に言われる場面はあります
- 「気にしないで」で終わらせません。気にならなくなる置き方まで書きます
- 言ってきた相手を叩きません。静かに距離を取る方向に進みます
相手を叩かないのは、やさしさではありません。叩いた瞬間、同じ土俵に降りてしまうからです。
あなたの立っている場所は、その土俵より上です。降りる必要がないんです。
「婚活おばさん」と言われる場面は、実際にあります
ここはごまかさずに書きます。この言葉は、残念ながら実在します。
「そんなこと言う人いないよ」と言われると、かえって孤独になりますよね。言われた人は、確かに言われたのですから。
面と向かって言われるより、横から聞こえることが多い
この種の言葉は、直接ぶつけられるより斜めから届くのが特徴です。
| 届きかた | 起きていること |
|---|---|
| SNSや掲示板のまとめ記事で見る | 誰かに言われたわけではないのに、自分に当てられたように感じる |
| 職場の雑談で耳に入る | 自分の話ではないのに、その場に自分がいることを相手が忘れている |
| 身内が「冗談」として言う | 心配の言い換えのつもりで、いちばん近い人から飛んでくる |
| 婚活の場で当人から言われる | 相手が自分の立場を上げるために使っている |
ここで大事なのは、言われた場面によって、受け止め方を変えていいということです。
ぜんぶ同じ重さで受け取ると、心が持ちません。
「ネットで見ただけの言葉」と「親から言われた言葉」を、同じ棚に置かなくていいんです。重さがまるで違います。
わたしなら、自分を知らない人の言葉は、最初から棚に載せません。載せなければ、思い出す回数も減ります。
- その人は、あなたの今の状況をどれくらい知っていますか
- その人は、あなたの希望を一度でも聞いたことがありますか
- その人と、来年も付き合いは続いていそうですか
3つとも「いいえ」なら、その言葉は受け取らなくていい言葉です。判断に迷ったら、ここに戻ってきてください。
「売れ残り」という言い方が、なぜ特別に痛いのか
「婚活おばさん」よりも「売れ残り」のほうが刺さる、という人は多いです。
理由ははっきりしています。人を商品として数えている言葉だからです。
売れ残りという言い方には、選ばれる側に価値があり、選ぶ側が正しいという前提が隠れています。
でも婚活は、片方が値札をつけられる場ではありません。二人とも選ぶ側で、二人とも選ばれる側です。
この前提がズレている言葉に、あなたの現在地を採点させないでください。
「婚活おばさん」と言われやすいタイミングがある
もうひとつ、知っておくと楽になることがあります。この言葉が飛んでくるのは、あなたが前に進もうとしているときが多いのです。
- 婚活を始めたことを、誰かに話したとき
- 相談所に入る、アプリを変えるなど、お金や時間を使う決断をしたとき
- 条件や希望を、はっきり口に出したとき
- 一度休んだあと、また動き出したとき
気づきましたか。どれも、あなたが何かを決めた直後です。
決めた人を見ると、決めていない人はざわつきます。その言葉は、あなたが止まっている印ではなく、動いた印だと思ってください。
- 結婚は早い者勝ちの陣取りゲームである
- 選ばれなかった理由は、本人の欠陥である
- 時間が経つほど価値が落ちる
この3つ、どれもあなたが合意した覚えのないルールです。合意していないルールで採点されているだけです。
この言葉を投げる人に、共通していること
ここからは、投げる側の話です。断罪するためではありません。距離を取るために、正体を知っておくためです。
わたしが見てきたかぎり、共通点があります。自分の選択に自信がない人ほど、他人の選択を笑います。
自分の道に納得している人は、他人の道をわざわざ値踏みしません。値踏みする必要がないからです。
| 言ってくる人のタイプ | 言葉の下にあるもの | あなたへの実害 |
|---|---|---|
| ネットで匿名で言う人 | 誰かを下に置かないと立っていられない | ほぼゼロ。あなたを知らない |
| 身内・親戚 | 心配の言葉が見つからず、いちばん雑な言い方になった | 関係が続くぶん重い |
| 同年代の既婚者 | 自分の選択が正しかったと確認したい | 中くらい。距離で調整できる |
| 婚活の場の相手 | 自分の条件面の不安を、相手を下げてごまかしたい | ゼロにできる。会わなければいい |
この表を見て気づくことがあります。実害の大きさと、言葉の強さは比例していません。
いちばん強い言葉を投げてくる人が、いちばんあなたを知らない人だったりします。
「あなたのために言ってる」という前置きがついたときほど、その人自身の不安が混ざっていることが多いです。
でも、まったく何も言い返せない自分が情けないです
情けなくないです。言い返さなかったのは、負けたからではなく、その人を大事な人の枠に入れていないからですよ。
- 本当に心配している人は、あなたの話を先に聞きます
- ラベルを貼る人は、あなたの状況を知らないまま結論を言います
- 前者の言葉は残していい。後者の言葉は置いて帰っていい
傷ついた自分を、「気にしすぎ」で片づけないでください
ここがこの記事でいちばん伝えたいところかもしれません。
言葉に傷ついたあと、多くの人がやってしまうことがあります。傷ついた自分のほうを責めてしまうのです。
「気にしすぎだ」「メンタルが弱い」「いちいち反応する自分が悪い」。
これをやると、言われたダメージの上に、自分で二発目を撃つことになります。いちばん消耗する流れです。
| そのあとの扱いかた | その日の終わりに起きること |
|---|---|
| 「気にしすぎ」と自分に言い聞かせる | 痛みが消えないまま、責める材料だけ増える |
| 「痛かった」と認めるだけにする | 痛みは残るが、自分を責める分が消える |
| 「痛かった。で、どうする」まで進める | 翌朝、やることが1つだけ決まっている |
わたしなら、いちばん下の行を選びます。感情を否定せず、行動だけ決めるやり方です。
痛みを消そうとしなくていいんです。消えるのを待つ必要もありません。
「傷ついた」と口に出しても、弱くなりません。むしろ言葉にしないほうが、長く引きずります。
- 「今日、あの言葉が痛かった」とだけ認める
- 言った人の名前と、自分にとっての重要度を心の中で並べる
- 重要度が低ければ、そこで終わりにする
- 高ければ、後日その人とだけ話す予定を立てる
この4ステップの肝は、2番目です。誰が言ったかを、必ず確認する。言葉だけを宙に浮かせておくと、いつまでも効き続けます。
不思議なもので、言葉は発信元を失うと、世間の総意みたいな顔をしはじめます。
「みんながそう思っている」ように感じてきたら、たいてい元をたどれば一人か二人です。
痛みを長引かせてしまう3つのクセ
- 言われた場面を、寝る前に何度も再生してしまう
- あのとき言い返せばよかった、と別の返事を作り続ける
- 同じ言葉が載っているページを、わざわざ探しに行ってしまう
3つ目、心当たりがある方は多いと思います。痛いのに、確かめに行ってしまうんですよね。
わたしなら、その検索だけは、今日でやめます。読んでも状況は1ミリも動かず、削れる分だけ損だからです。
誰の意見を採用するか、決めていい
ここは、わたしの立場をはっきり書きます。
わたしなら、「婚活おばさん」「売れ残り」という言葉を投げてくる人の意見は、採用しません。
その人が正しいか間違っているかを議論するのではなく、採用しないと決めるだけです。
わたしが採用するのは、自分を大事にしてくれる人の意見だけです。
耳の痛いことを言われても、それが自分を大事にしてくれる人からなら、わたしは受け取ります。逆に、心地よいことを言われても、その人が自分を大事にしていないなら、受け取りません。
| 採用する | 採用しない | |
|---|---|---|
| 誰が | あなたの状況を知っている人 | あなたを知らない人・ラベルで語る人 |
| 何を見て | あなたの事情や希望を見て | 年齢や属性だけを見て |
| どう言うか | 「こうしたらどう?」と選択肢を足す | 「もう無理でしょ」と選択肢を削る |
| 聞いたあと | やることが増える | 動く気力が減る |
判断の目印は、いちばん下の行です。聞いたあとに動けなくなる助言は、助言ではありません。
「厳しいことを言ってくれる人こそ本物」とよく言われます。でも本物かどうかは、厳しさでは決まりません。
決まるのは、その言葉を聞いたあと、あなたの選択肢が増えたかどうかです。
わたしは婚活のとき、相談所を20社以上くらべました。
そのなかで信頼できたのは、いつも「じゃあ、こうしてみましょうか」と次を出してくれる人でした。
逆に「その年齢だと難しいですね」で会話を終わらせる人の言葉は、正しく聞こえても採用しませんでした。診断だけして、処方箋がないからです。
親の言葉も採用しなくていいんでしょうか
親の言葉は、全部受け取るか全部捨てるかの二択にしないでいいです。心配の部分だけ受け取って、ラベルの部分は置いていく。これができます。
- この件について意見を聞く相手を、3人までに絞る
- そのリストに入っていない人の言葉は、参考情報どまりにする
- リストは入れ替えていい。合わなくなったら外す
3人というのは、少なく感じるかもしれません。でも婚活のように迷いが多い時期は、意見の数が多いほど決められなくなります。
【注意】言い返さなくていい理由
「そんなことを言う人のほうが幼稚だ」と言い返したくなる日はあります。気持ちはわかります。
でも、わたしなら言い返しません。言い返した瞬間、相手と同じ物差しを使うことになるからです。
「売れ残り」と言われて「そっちこそ」と返すと、人に値札をつけるルールを、自分も認めたことになります。
そのルール自体を使わない。これがいちばん静かで、いちばん強い返し方だと思っています。
| 対応 | その場 | 1ヶ月後 |
|---|---|---|
| 言い返す | すっきりする | その人との関係が続き、話題も続く |
| 黙って我慢する | 何も起きない | 飲み込んだ分が残る |
| 静かに距離を置く | 少し物足りない | その話題ごと生活から消える |
「黙って我慢する」と「静かに距離を置く」は、見た目が似ていますが中身が違います。
我慢は、関係をそのままにして自分だけ削ること。距離を置くのは、関係の側を調整して、自分を削らないことです。
- 婚活の話題になったら「まあぼちぼちです」で止める。続きを出さない
- SNSはミュートで十分。ブロックまでしなくていい日もある
- その人と会う頻度を、少しだけ落とす。宣言はしない
- 「その話はしたくない」と一度だけ伝える。理由は言わなくていい
ポイントは宣言しないことです。宣言すると相手が反応し、また話題が続いてしまいます。
「怒っている」と伝えたい気持ちは、いったん置いておきましょう。伝わったところで、返ってくるのは言い訳です。
それでも一言だけ返したいときの、短い型
とはいえ、まったくの無反応がしんどい場面もあります。そういうときは、短く返して終わらせます。
- 「そうなんですね」だけ返して、話題を変える
- 「わたしはそう思っていないので」と一度だけ置く
- 「その言い方は、ちょっと嫌でした」と事実だけ伝える
どれも共通しているのは、相手を評価する言葉が入っていないことです。
相手を評価した瞬間に、議論が始まります。議論を始めないのが目的なので、自分の側のことだけ言って終わるのがいちばん静かです。
静かに離れるのは、逃げではありません。自分の時間を、誰に使うか決めるということです。
それでも自分を疑ってしまう日に、見てほしいこと
頭では整理できても、夜になると戻ってくることがあります。「やっぱり自分に問題があるのでは」と。
わたしにも、その夜がありました。
長く連絡のなかった友人から「久しぶり、元気?」とメッセージが来たとき、本文を読む前に「あ、結婚の報告かな」と思ってしまったことがあります。
自分だけが置いていかれている感じ。誰にも選ばれない感じ。あれは、けっこうこたえました。
インスタを開いたら、突然出産報告が流れてきて焦った日もあります。
元彼から結婚の報告を受けた日は、「おめでとう」と打とうとして、指がぜんぜん動きませんでした。
あのときの自分に言えるなら、こう言いたいです。祝えないんじゃなくて、順番が追いついていないだけだよ、と。
そういう自分が嫌になります。人の幸せを喜べないなんて
喜べていないのではなく、自分のことで手いっぱいなだけです。手が空いたら、ちゃんと喜べます。わたしがそうでした。
自分を疑う夜に確認したいのは、疑っている中身が「事実」なのか「ラベル」なのかです。
| 頭に浮かんだこと | 事実かラベルか | できること |
|---|---|---|
| 「わたしは売れ残りだ」 | ラベル | 採用しない。それだけ |
| 「わたしは婚活おばさんだ」 | ラベル | 採用しない。それだけ |
| 「今月、申し込みが0件だった」 | 事実 | 写真や文面を1か所だけ直す |
| 「半年、同じやり方を続けている」 | 事実 | やり方を1つ足すか、入れ替える |
ラベルは、どれだけ悩んでも改善できません。中身がないから、直しようがないのです。
事実は、小さく直せます。悩む時間は、事実のほうにだけ使ってください。
- 自分の価値そのもの(答えが出ないので、ただ削れます)
- これまでの年月の総括(朝に考えると景色が変わります)
- 言ってきた人の心理の深読み(読んでも相手は変わりません)
わたしなら、この3つが頭に浮かんだ時点で、その日は考えるのをやめます。朝に回すだけで、答えが変わることがあるからです。
同じような夜のことは、40代の独身がさみしいと感じる夜や、先を越された結婚が苦しいときの記事にも書いています。
婚活の場でしんどい思いをしたら
少し空気を軽くします。婚活の現場は、そこそこ愉快な目にも遭います。
わたしの場合、合コンの二次会がマクドナルドでした。ふたりで1つ頼んだポテトを、さらに割り勘と言われました。
付き合ってもいないのに、実家に連れて行かれそうになったこともあります。段取りが早すぎました。
「一人で泊まるのは寂しいだろうから、一緒に泊まってあげる」と言ってきた男性もいました。あげる、の部分がすごいですよね。
その場では固まりましたが、いまは友人に話すたびに笑われるネタになっています。時間が経つと、こういうものは強度が落ちます。
マッチングアプリで30人とやり取りして、一度も会えなかった時期もあります。
当時は「自分に価値がないからだ」と思っていました。
でも今なら分かります。あれは価値の問題ではなく、やり方が自分に合っていなかっただけです。
| 当時のわたしの解釈 | いまのわたしの解釈 |
|---|---|
| 誰からも選ばれない人間なんだ | 会うところまで進む仕組みの場ではなかった |
| 30人もいて0人なら、もう無理 | 30人やって0人なら、場所を変える合図 |
| あんなに時間を無駄にした | 「合わない」が分かったのは収穫 |
「うまくいかないのは自分のせい」と思い込みやすい人ほど、いちど場所のミスマッチを疑ってみてください。
同じ人でも、出会う仕組みが変わると結果が変わります。これは能力の話ではなく、相性の話です。
場所を変えるのは、逃げた感じがして気が引けます
逃げではなく、配置換えです。同じ人が、場所を変えただけで会えるようになることは普通にあります。
- 持ち帰るのは「次はこうしよう」だけ
- 持ち帰らないのは「自分はダメだ」の部分
- 話せる相手が一人いれば、笑い話に変わる速度が上がる
当時の様子はアラフォー婚活の体験ブログにもう少し詳しく書いています。うまくいった話ではなく、しんどかった話のほうです。
あなたの番は、なくなりません
ここまで読んでくださったなら、いちばん知りたいことは別のところにあるはずです。
「それで、わたしでも結婚できるんですか」
言葉の話をどれだけしても、ここが晴れないと意味がありませんよね。
わたしの答えははっきりしています。あなたの番は、なくなりません。
結婚は席の数が決まっている椅子取りゲームではありません。誰かが座ったからといって、あなたの椅子が減るわけではないのです。
わたしは婚活に2年半かかりました。途中で何度も、もう無理だと思いました。
それでも続けられた理由は、たったひとつです。たった一人くらいは、自分を好きになってくれる人がいると信じていたから。
そしてもうひとつ、欲しかったものがありました。親や兄弟以外の、自分の家庭です。
これは誰かに勝つための目標ではありません。世間に認めてもらうためでもありません。わたしが欲しかったから、欲しかった。それだけです。
自分の理由に戻ると、外の声が小さくなる
「婚活おばさん」という言葉が効いてしまうのは、婚活の理由が外側にあるときです。
| 婚活の理由 | 外の言葉の効きかた |
|---|---|
| まわりが結婚しているから | 強く効く。物差しが外にあるため |
| 親を安心させたいから | そこそこ効く。他人の評価が混ざる |
| 自分がこういう生活を送りたいから | ほとんど効かない。比べる相手がいない |
いちばん下に立てているときは、誰に何を言われても、やることが変わりません。
- 結婚したら、どんな一日を送りたいですか
- その一日のなかで、いちばん手放したくない時間はどれですか
- それは、誰かと一緒でないと成立しませんか
この3つに答えられると、婚活の軸が自分の内側に戻ります。軸が内側にあるかぎり、他人のラベルは刺さりにくくなります。
「みんなが持っているから欲しい」ではなく、「わたしが欲しいから欲しい」。ここに戻れると、外野の声が急に小さくなります。
- 意見を採用する人を、3人だけ決める
- 今の婚活のやり方が「合っている場所」かを、1分だけ考える
- 合っていないと思ったら、別の場所の資料を1つだけ見てみる
3番目について補足します。わたしは婚活のときに相談所を20社以上くらべました。
そんなに回ったのは、比べているあいだは落ち込まずに済んだからでもあります。手を動かしている時間は、自分を責める時間が減るんです。
今すぐ決めなくて大丈夫です。「見てみる」だけの日があっていいと思います。
※話を聞くだけでも大丈夫です。合わなければ帰っていい場所です。
相談所そのものの比べ方はアラフォー向け結婚相談所の比較記事にまとめてあります。急がなくていいので、気が向いた日にどうぞ。
よくある質問
何歳から「婚活おばさん」と言われるのですか?
決まった年齢はありません。言う人によって基準がバラバラで、20代に使う人もいれば50代に使う人もいます。基準が人によって違う言葉は、定義ではなく感想です。感想に自分の年齢を採点させる必要はありません。
32歳で「売れ残り」と言われました。もう遅いのでしょうか
遅くありません。わたし自身、婚活には2年半かかりました。時間はかかりましたが、終わりませんでした。年齢は条件のひとつであって、結論ではありません。言われたことより、次に何をするかのほうが結果を左右します。
「身の程知らず」と言われました。条件を下げるべきですか
その人に言われたからという理由で下げる必要はありません。ただ、条件を優先順位に並べ替えるのは有効です。全部を同じ強さで守ろうとすると、動きにくくなります。下げるのではなく、順番をつけてみてください。
「40過ぎて結婚してないやつは何かおかしい」という言葉が怖いです
この手の決めつけは、例外を一切考えていない時点で、判断として成立していません。転勤、介護、仕事、前の恋愛。事情は人の数だけあります。事情を聞かずに出された結論は、あなたの結論ではありません。
「結婚できない女は性格がきつい」と言われて落ち込みます
性格と結婚のタイミングは、そんなに単純につながっていません。ただ、疲れているときは誰でも言葉がきつくなります。落ち込むより先に、休むほうが効きます。休んでから同じ言葉を読み返すと、ずいぶん軽く見えることがあります。
親から言われるのがいちばんつらいです。どうすれば
心配の部分とラベルの部分を分けて、心配だけ受け取るのがおすすめです。「気にしてくれてありがとう。でもその言い方はやめてほしい」と一度だけ伝えて、あとは話題を変える。何度も説得しようとすると、こちらが消耗します。
言われたショックで婚活を休みたいです。休んでもいいですか
休んでいいです。ただ期限だけ決めてから休むのをおすすめします。「1ヶ月休んで、月末に見直す」のように。期限のない休みは、そのまま終わりになりやすいからです。婚活を諦めたいと思ったときの記事も参考にどうぞ。
言われた相手と縁を切るべきでしょうか
いきなり切らなくて大丈夫です。まずは会う頻度を落とす、婚活の話題を出さないだけで、だいぶ変わります。切る・切らないの二択にすると決断が重くなります。距離は段階で調整できます。
【まとめ】あなたを測る物差しは、あなたが選ぶ
最後に、この記事で伝えたかったことを並べます。
- 刺さったのは、あなたが本気で向き合っているからです
- この言葉を投げる人ほど、自分の選択に自信がないことが多いです
- 傷ついた自分を「気にしすぎ」で片づけないでください
- 意見を採用する相手は、自分で決めていいです
- 言い返さず、静かに距離を取るのがいちばん効きます
「婚活おばさん」も「売れ残り」も、あなたの現在地を測れる言葉ではありません。測っているつもりの人がいるだけです。
その人の物差しを、自分の物差しにしなくていい。あなたを測る物差しは、あなたが選べます。
- 意見を聞く相手を3人だけ決めて、名前を思い浮かべる
- 今のやり方が自分に合っているか、1分だけ考える
- 合っていなければ、別の場所を1つだけ調べてみる
急がなくていいです。でも、止まったままにはしないでほしいと思っています。
わたしは2年半かかりました。長かったけれど、途中でやめなかったから今があります。あなたの番も、ちゃんと残っています。













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