マッチングアプリで、いい感じの人のプロフィールを開く。写真も文章も感じがいい。そして年収の欄に目が止まって、ふと思ってしまう。これ、本当なのかな。
そう思った自分に、少しだけ嫌な気持ちになったのではないでしょうか。疑いたいわけじゃない。お金で人を測りたいわけでもない。それでも、書いてある数字が気になってしまう。
先に答えを言います。マッチングアプリの年収欄は、多くの場合「本人が入力した自己申告」です。だから、その数字を当てにいくより、確かめられる場に移るほうが早い。わたしはそう考えています。
そしてもうひとつ、最初に宣言しておきます。この記事は「男性を疑え」「嘘つきを見抜け」という記事ではありません。悪意がなくても数字はずれます。そのずれ方を知っておくと、無駄に消耗しなくて済むだけの話です。
わたしは婚活に2年半かかりました。アプリでは30人とやり取りして、一度も会えませんでした。だから「画面の中の情報をどれだけ読み込んでも分からないこと」があるのは、身にしみて分かります。
疑いたくないんです。でも、書いてある年収が高すぎても低すぎても、どっちも気になってしまって
それ、まっとうな感覚です。結婚は生活なので、お金の話が気になるのは当たり前。問題は「気になること」ではなくて、画面の前で一人で答え合わせをしようとすることのほうなんです。
- 年収欄は自己申告。正解を画面から読み取ることはできません
- 悪意がなくてもずれます。額面と手取り、去年と今年、ボーナス込みかどうか
- わたしが見るのは金額ではなくお金の使い方。額面は変わるけれど、使い方は変わりにくいからです
【結論】マッチングアプリの年収は自己申告|当てにいくより、確かめられる場に移るほうが早い
マッチングアプリのプロフィールにある年収は、基本的に本人が選んだ選択肢です。身長や職業と同じ欄に、同じように並んでいます。
もちろん、アプリによっては収入に関する書類の確認をしているところもあります。ただ、その扱いはアプリごとに違いますし、同じアプリの中でも会員全員が出しているとは限りません。ここを「たぶんこうだろう」で埋めてしまうのが、一番もったいない。
だから最初にやることは、相手を観察することではありません。いま自分が使っているアプリのヘルプを開いて、年収欄がどういう仕組みなのかを読むことです。5分で終わります。
- 使っているアプリのヘルプで「年収」「収入証明」を検索する
- 自己申告なのか、書類の確認があるのかを確認する
- 確認がある場合、それが全員必須なのか、任意なのかまで読む
ここが分かるだけで、目の前の数字の重みが決まります。「信じる/疑う」の二択から、「どういう種類の情報か」に切り替わるんです。
| 情報の種類 | どう扱うか |
|---|---|
| 本人が入力した数字 | 参考情報。会ってからの言動と突き合わせる |
| 書類で確認されている数字 | 信頼度は上がる。ただしいつ時点のものかは別問題 |
| 会話の中で本人が話した内容 | 金額より話し方・お金への態度を見る |
わたしなら、年収欄は「その人が自分をどう見せたいか」の欄だと思って読みます。数字そのものより、盛りたい気持ちがどこに出ているかのほうが情報量が多いからです。
- アプリのヘルプで年収欄の仕組みを読む
- 「自己申告」だったら、数字を根拠に一喜一憂するのをやめる
- 代わりに見る場所を、次の章で決める
なぜマッチングアプリの年収は実態とずれるのか|悪意がなくてもずれる4つの理由
「年収 嘘」と検索すると、どうしても「騙されないために」という空気になります。でも実際のところ、本人がそのつもりでなくても数字はずれます。
ここを知らないと、ずれを全部「嘘」と受け取ってしまう。そうすると、会う前から相手を減点して、婚活そのものがしんどくなります。
理由1|額面で書く人と、手取りのつもりの人がいる
年収と言われて、税金や社会保険料が引かれる前の金額を思い浮かべる人と、口座に入ってくる金額を思い浮かべる人がいます。同じ人が書いても、どちらを答えるかで数字は変わります。
理由2|去年の数字なのか、今年の見込みなのか
転職した直後、部署が変わった直後、残業が減った年。年収は「いつの」数字かで簡単に上下します。プロフィールを作ったときの数字のまま、更新していないだけということもあります。
理由3|ボーナスや手当を入れるかどうか
賞与の割合が大きい仕事、歩合が乗る仕事、住宅手当がある会社。何を足して何を足さないかは、人によってばらばらです。悪気なく高めにも低めにも出ます。
理由4|低く設定している人もいる
意外に思われるかもしれませんが、マッチングアプリで年収を低く設定する人もいます。お金目当ての相手を避けたい、最初から期待値を上げたくない、そもそも書きたくないから低い選択肢を選んだ。理由はいろいろです。
つまり、高い数字も低い数字も、そのままの意味とは限らないということ。だから画面の中で答えを出そうとすると、いつまでも終わらないんです。
| ずれの種類 | 起きやすい場面 | 受け取り方 |
|---|---|---|
| 額面/手取りの取り違え | 会話で「年収いくら?」と聞いたとき | 責めない。どちらの話か確認するだけ |
| 時点のずれ | 転職・異動の直後 | 今の働き方を聞くほうが早い |
| 賞与・手当の扱い | 歩合や賞与の比率が高い仕事 | 安定しているかを見る |
| あえて低く設定 | プロフィール作成時 | 理由を聞けば分かることが多い |
じゃあ書いてある数字に意味はないのか、と思われたかもしれません。意味がないとまでは思いません。ただ「絞り込みの目安」までです。判定の材料にはならない、というくらいの距離感がちょうどいい。
目安として使うぶんには、年収欄は便利です。検索条件に入れれば表示される人は絞れます。けれど、そこで絞った結果があなたに合う人の一覧になっているとは限らない。この二つは、まったく別のことです。
- ずれの多くは定義と時点の問題で、人格の問題ではありません
- 「違った=騙された」と決めつけると、会う前から疲れます
- 本当に見るべきは、ずれたときの説明のしかたです
マッチングアプリの年収と「手取り」は、ぜんぜん違う数字です
生活に直結するのは、額面ではなく手取りです。ここを混ぜたまま考えると、結婚後の生活が想像できません。
額面は、会社が払っている金額。そこから税金や社会保険料などが引かれた残りが手取りです。引かれる額は家族構成や働き方でも変わるので、同じ額面でも手取りは人によって違います。
さらに、そこから固定費が出ていきます。家賃、保険、通信費、車があれば維持費、奨学金の返済、実家への仕送り。同じ手取りでも、自由に使えるお金はまったく別物になります。
| 言葉 | 中身 | 生活への近さ |
|---|---|---|
| 額面(年収) | 引かれる前の総額 | 遠い |
| 手取り | 税金・社会保険料などを引いた残り | 近い |
| 可処分(実際に使える分) | 手取りから固定費を引いた残り | いちばん近い |
だからわたしは、金額をピンポイントで当てにいくことにあまり意味を感じません。知りたいのは「いくら稼いでいるか」ではなく、「この人と暮らしたとき、お金がどう流れるか」だからです。
- 金額よりお金の流れ方を見る
- 固定費の重さは、会話の端々に出る
- 「貯金がある/ない」より貯めようとしているか
では手取りを直接聞いてもいいのか。付き合う前の段階なら、わたしなら聞きません。代わりに暮らし方の話にします。住まい、車、休日の過ごし方。そこにお金の流れは全部出るからです。
たとえば「車は持っていない」と聞けば、維持費のぶんは残ります。「実家に毎月入れている」と聞けば、その分は出ていきます。金額を聞かなくても、生活の形はかなり見えてきます。
- 額面は生活からいちばん遠い数字です
- 同じ額面でも、手取りも使えるお金も人によって違います
- だから金額の答え合わせより、暮らし方の話を増やす
「年収500万以上の男性は一握り」という言葉について
婚活の話をしていると、「年収500万以上の男性なんて一握りだよ」と言われることがあります。言い方を変えて、何度も耳に入ってくる言葉です。
この記事では、この言い方を数字で肯定も否定もしません。わたしは根拠になる統計を手元に持っていないからです。持っていない数字で読者の希望を上げたり下げたりするのは、してはいけないことだと思っています。
ただ、この言葉が使われるときの効き方については、はっきり言えることがあります。この言葉はたいてい、「だから高望みをやめなさい」という意味で使われます。
言われた側は黙ります。そして「わたしは求めすぎているのかもしれない」と思う。数字の話に見えて、実は気持ちを縮ませる言葉なんです。
一握りって言われると、自分の希望がわがままに思えてきます
わがままじゃないです。ただ、額面で線を引くと候補が減るだけで、暮らしやすさが上がるわけではない。だからわたしなら、線の引き方を額面から使い方に付け替えます。
- 「一握りらしい」と聞いて、希望を丸ごと下げる
- 額面だけで検索条件を固定して、他の情報を見ない
- 言われた言葉をそのまま自分への評価として受け取る
なお、「自分が求める年収をどこまで下げるか」という話は、この記事とは別の問いです。そちらは条件の決め方の話なので、専用の記事にまとめています。
→ 婚活で年収の妥協はどこまで?40代女性が理想と現実のギャップで消耗しない優先順位の決め方
- そう言われることがある、という以上のことはこの記事では言いません
- 数字で自分を値下げしない
- 減らすのは希望ではなく、見る場所の数です
わたしが見るのは、年収ではなくお金の使い方です
ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。額面は変わります。でも、お金の使い方は変わりにくい。
収入は転職でも景気でも動きます。上がることもあるし、下がることもある。けれど、お金をどう扱う人かというのは、その人の考え方そのものなので、そう簡単には動きません。
ポテトを割り勘と言われた日のこと
婚活をしていたころ、合コンの二次会がマクドナルドだったことがあります。ふたりで1つ頼んだポテトを、さらに割り勘にしようと言われました。結局、わたしが払いました。
あのとき感じたのは、けちだな、ということではありません。目の前の相手とどう向き合うかが、そのまま出ていると思ったんです。金額の問題ではなかった。
年収の欄をどれだけ眺めても、こういうことは分かりません。一度会えば、数秒で分かります。
この話は割り勘の記事にもくわしく書きました。金額ではなく「どう割ったか」に人が出る、という話です。
→ 初デートで割り勘は「なし」?割り勘男の男性心理と見極め方
お金を貸して、と言われたときのこと
もうひとつ。元彼にお金を貸したことがあります。「他の人に頼めないからお願い」と言われたのが効きました。頼られた気がしてしまったんです。
返ってこないと分かってからは、貸すのをやめました。しつこく言い続けて、半分ほどは戻ってきました。そして別れました。
いま思うのは、結婚する前にお金に対してのだらしなさが分かって良かった、ということです。あれが結婚したあとだったら、話はまったく違っていました。
→ 彼氏に「お金貸して」と言われた|信頼された証だと思う前に見てほしいこと
| 見る場所 | 具体的に出るところ | 分かること |
|---|---|---|
| 払い方 | 店の選び方、支払いの言い方 | 相手をどう扱う人か |
| 借り方 | お金を頼むときの言葉 | 境界線を引ける人か |
| ためらう場所 | 何にお金を出して、何に出さないか | 大事にしているもの |
| 将来の話し方 | 貯金・保険・住まいの話への態度 | 生活を一緒に作れるか |
でも、そこまで見るのって、失礼じゃないですか?
値踏みじゃないんです。一緒に暮らせるかを確かめているだけ。相手もこちらを見ています。お互いさまです。
- 金額は環境で上下しますが、お金への態度はほとんど変わりません
- 払い方・借り方・ためらう場所の3つを見る
- これは画面では分かりません。会わないと分からない情報です
データで見ると、女性は年収より年齢の影響が大きい
ここで、手元にある確かな数字をひとつだけ紹介します。結婚相談所連盟IBJが公開している「成婚白書2024」です。IBJネットワーク全体の数字であって、特定の相談所やマッチングアプリの数字ではありません。そこは必ず添えて読んでください。
| 項目(中央値) | 成婚した人 | 成婚せずやめた人 |
|---|---|---|
| 女性の年収 | 450万円 | 350万円 |
| 男性の年収 | 650万円 | 550万円 |
| 女性の在籍日数 | 246日 | 411日 |
この白書で印象的なのは、女性は年収による成婚率の差がほとんどなく、年収より年齢の影響が大きいと整理されている点です。
つまり、女性側が自分の年収を気にする必要はあまりない。そして、時間のほうがずっと重いということです。
在籍日数の差を見てください。成婚した女性は246日、成婚せずやめた女性は411日。長く続けた人のほうが結果が出ていないのです。
わたしはこの数字を、こう読んでいます。迷っている時間そのものが、成果を削っている。年収欄をにらんで1ヶ月悩むのは、この411日の中身とよく似ています。
ちなみに同じ白書では、女性の成婚相手との年齢差はどの年代も+2〜3歳とされています。IBJは加盟4,500社超のネットワークで、年収600万円以上の男性が全体の約半数(2025年1月時点)とも公表されています。
わたしは婚活に2年半かかりました。振り返ると、動いていた期間より迷っていた期間のほうが長かった。この246日と411日の差は、他人事に思えません。
もちろん、早ければいいという単純な話ではありません。ただ「情報を集めている時間」と「人に会っている時間」は、まったく別物だということは、覚えておいて損がないと思います。年収欄を読み込む時間は、残念ながら前者です。
- 女性は年収による成婚率の差がほとんどない(IBJネットワーク全体の数字)
- 成婚した女性の在籍日数の中央値は246日、やめた女性は411日
- 長くいることが有利にならないのが、この世界のきびしさであり、希望でもあります
聞きにくい年収の話を、角を立てずに確かめる方法
とはいえ、まったく触れないわけにもいきません。結婚の話をするなら、お金の話は避けて通れないからです。
コツはひとつだけ。金額を聞かないことです。暮らし方を聞けば、金額は勝手についてきます。
| 聞きたいこと | 角が立つ聞き方 | 暮らし方に寄せた聞き方 |
|---|---|---|
| 収入の安定 | 年収いくらですか | お仕事って繁忙期ありますか? |
| 働き方 | ボーナス出ますか | お休みってとりやすいですか? |
| 固定費 | 家賃いくらですか | 今のお住まい、長いんですか? |
| 将来の考え方 | 貯金ありますか | 結婚したら共働きと専業、どう思います? |
| 金銭感覚 | けちなほうですか | 最近、奮発して買ったものってあります? |
右の列の聞き方なら、相手は身構えません。そして返ってくる答えのほうが、金額よりずっと役に立ちます。
- まず暮らし方を聞く(仕事のリズム、住まい、休日)
- 次に将来の考え方を聞く(共働き、住む場所、お金の管理)
- 金額の話は真剣に付き合うと決めてから
それでも数字をはぐらかされたり、話をすり替えられたりしたら、そこは覚えておいていい。金額が低いことより、話せないことのほうが問題だからです。
聞いて怒られたらどうしようって思ってしまいます
結婚を考えている相手にお金の話をして怒る人なら、その反応こそが答えです。わたしなら、怒られたその時点で距離を置きます。
- 聞くのは金額ではなく暮らし方
- 順番は「今の生活 → 将来の考え方 → 金額」
- はぐらかされたときは、内容ではなく態度を見る
収入証明のある場に移る、という選択肢
ここまで読んで、「結局、確かめるのは自分なのか」と思われたかもしれません。その負担そのものを減らす方法があります。最初から書類が確認されている場所で探すことです。
結婚相談所には、入会のときに収入証明の提出を求めるところがあります。独身証明書と合わせて出す形が多いようです。ただし、すべての相談所が同じ書類を必須にしているわけではありません。ここは入会前に必ず確認してください。
この違いは、良し悪しの話ではありません。仕組みの違いです。気軽に始められるかわりに自己申告の場所と、手間がかかるかわりに確認がある場所。どちらを選ぶかという話です。
| マッチングアプリ | 結婚相談所 | |
|---|---|---|
| 年収の扱い | 自己申告が基本(アプリにより異なる) | 収入証明の提出を求めるところがある |
| 始めやすさ | その日から始められる | 書類と面談が必要 |
| 確かめる負担 | 自分で見極める | 仕組みと担当者が引き受ける |
| 相手の前提 | 目的はさまざま | 結婚前提で入会している |
念のため書いておきますが、アプリが悪いという話ではありません。アプリで出会って結婚する人はたくさんいます。わたしが言いたいのは、疑いながら探すのがつらいなら、疑わなくていい場所に移ってもいいということだけです。
わたしは相談所を20社以上くらべました。無料相談は入会の約束ではありません。年収の確認方法をどう決めているかを聞くだけでも、行く価値はあります。
聞くだけで入会をせかされないか、という不安もあると思います。せかす所もあれば、そうでない所もあります。だから複数見るんです。比べると、その場の空気が普通なのか変なのかが分かります。
1社だけ見て決めようとすると、その1社の言い方が基準になってしまいます。比べる相手がいるだけで、判断はずいぶん楽になります。
- 入会時にどんな書類の提出を求めているか
- その書類は全員必須か、任意か
- 紹介される相手の情報は、どこまで確認済みか
この3つを聞くだけで、その相談所の姿勢はだいたい分かります。答えがあいまいなら、それも判断材料です。
※話を聞くだけでも大丈夫です。書類の決まりは、その場で質問できます。
- 収入証明の提出を求める相談所があります(全所必須ではありません)
- アプリを否定する話ではありません。仕組みが違うだけです
- 疑いながら探すのがしんどいなら、疑わなくていい場所を選んでいい
それでも数字が気になるときに、自分に聞くこと
ここまで書いても、やっぱり数字は気になると思います。わたしもそうでした。だから、気になったときに自分へ向ける質問を用意しておきます。
- わたしはいくら欲しいのか、それとも不安なだけなのか
- その金額は、どんな暮らしのために必要なのか
- その暮らしは、金額以外の方法でも成り立たないか
多くの場合、出てくる答えは「困りたくない」です。金額が欲しいのではなく、生活が崩れるのが怖い。だとしたら、見るべきは相手の額面ではありません。
| 気持ちの正体 | 本当に見るべきもの |
|---|---|
| 生活が崩れるのが怖い | 相手の支出の癖と、話し合えるか |
| 自分だけが我慢しそうで怖い | お金の管理を相談で決められるか |
| 見下されそうで怖い | こちらの働き方への言い方 |
もうひとつ、忘れないでほしいことがあります。たった一人くらいは、自分を好きになってくれる人がいる。わたしはそう信じてやってきました。根拠はありませんが、その信じ方でしか続けられない時期があるんです。
年収欄を見て落ち込む日があってもいいです。ただ、その日を何日も続けない。落ち込んだら、条件を変えるより場所を変えるほうが早いことが多いです。
- 気になる気持ちは消さなくていい
- ただし画面の前で答えを出そうとしない
- 1週間動きがなければ、探す場所のほうを見直す
メッセージのやり取りだけで消耗している方は、こちらもどうぞ。
→ マッチングアプリのメッセージがめんどくさい|30人とやり取りして0人だったわたしの結論
- 欲しいのは金額か、それとも安心か
- その安心は、金額以外でも作れないか
- 落ち込む日は作ってもいい。続けないことだけ決めておく
マッチングアプリの年収についてよくある質問
マッチングアプリの年収は嘘が多いですか?
「多いか少ないか」を言える根拠をわたしは持っていません。確かなのは、多くの場合が自己申告であることと、悪意がなくてもずれる理由がいくつもあることです。まずは使っているアプリのヘルプで、年収欄の仕組みがどうなっているかを確認してみてください。
年収を証明する書類を出しているアプリはありますか?
収入に関する書類の確認を取り入れているサービスはあります。ただし扱いはアプリごとに違い、全員必須なのか任意なのかも異なります。アプリ名で断定した情報を鵜呑みにせず、必ず公式のヘルプで確かめてください。
年収を低く設定している男性もいるって本当ですか?
そういう人もいます。お金目当ての相手を避けたい、期待値を上げたくない、単に書きたくない、と理由はさまざまです。低い数字もそのままの意味とは限らないので、会ってから話せば分かることとして置いておくのがいいと思います。
メッセージのうちに年収を聞いてもいいですか?
わたしなら聞きません。金額を先に出すと、その後の会話が条件のすり合わせになってしまうからです。代わりに仕事のリズムや休日の過ごし方を聞きます。そのほうが暮らしが見えます。
会ってから年収が話と違ったら、別れたほうがいいですか?
違った事実より、そのときの説明のしかたを見てください。額面と手取りの取り違えや時点のずれなら、普通に説明できます。ごまかしたり逆ギレしたりするなら、そこはお金の話ではなく人柄の話です。
結婚相談所なら年収は必ず本物ですか?
「必ず」とは言えません。入会時に収入証明の提出を求めるところがありますが、すべての相談所が同じ書類を必須にしているわけではありません。無料相談で「どの書類を全員に出してもらっているか」を直接聞くのが確実です。
女性側の年収は婚活で不利になりますか?
IBJ成婚白書2024では、女性は年収による成婚率の差がほとんどなく、年収より年齢の影響が大きいと整理されています。IBJネットワーク全体の数字ではありますが、自分の年収を気にして動けなくなるより、動く時期を早めるほうが効きます。
年収の希望を下げたほうがいいのでしょうか?
それは、この記事とは別の問いです。「相手の数字を信じていいか」と「自分の希望をどう決めるか」は分けて考えたほうが混乱しません。希望の決め方は婚活で年収の妥協はどこまで?のほうにまとめています。
【まとめ】年収欄を見つめる時間を、会って確かめる時間に替える
マッチングアプリの年収欄は、多くの場合が自己申告です。そこに正解は書かれていません。だから、当てにいくほど時間だけが減ります。
ずれる理由は、額面と手取り、去年と今年、ボーナスの扱い、そしてあえて低く書く人。悪意がなくてもずれます。だから「違った=嘘つき」と決めつけない。
わたしが見るのは金額ではなく、お金の使い方です。額面は変わりますが、使い方は変わりにくい。ポテトの割り勘も、貸したお金も、それを教えてくれました。
そして、確かめる作業そのものを減らす方法もあります。収入証明の提出を求める相談所を選ぶという選択肢です。アプリを捨てる必要はありません。しんどい部分だけ、仕組みに預ければいい。
- 使っているアプリのヘルプで、年収欄の仕組みを読む(5分)
- 気になっている人には、金額ではなく休日の過ごし方を聞いてみる
- 疑うのに疲れていたら、相談所の無料相談を1件だけ予約して、書類の決まりを聞く
白書の数字が教えてくれたのは、長くいることが有利にはならないということでした。成婚した女性の在籍日数の中央値は246日、成婚せずやめた女性は411日。これはきびしい話に見えて、短い期間でも結果は出るという話でもあります。
年収の欄をにらんでいた時間は、わたしにもありました。いま思えば、あれは相手を知る時間ではなくて、動かないための時間でした。
わたしにも、ちゃんと相手が見つかるでしょうか
たった一人くらいは、あなたを好きになってくれる人がいます。わたしはそれを信じて2年半続けました。探し方を変えるだけで、出会える人は変わります。数字を見張る役を、そろそろ手放しましょう。


















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