ランキング記事を何本読んでも、書いてある1位が全部ちがう。タブをいくつも開いたまま、どれも決められずに閉じてしまう。「結局、わたしはどこを選べばいいの」——そう思って、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。
40代の婚活は、選び直しに使える時間が20代ほど残っていません。だからこそ、1社目で大きく外したくない。その慎重さは正しいです。ただ、慎重さが「決められない」に変わってしまうと、いちばん高くつきます。
- ランキングを何本読んでも、1位がバラバラで信じられない
- 料金表を並べてみたけれど、安い方を選んでいいのか分からない
- 「40代でも大丈夫」と書いてあるけれど、本当に同年代の男性はいるのか不安
先に答えを言います。結婚相談所の選び方には、見る順番があります。そして料金から入ると失敗します。料金は最後です。理由はこの記事で全部書きます。
- 見る順番は①同年代の相手の数 → ②会員数の数え方 → ③サポートの形 → ④担当者との相性 → ⑤やめるときの条件 → ⑥成婚率 → ⑦料金。料金は7番目です
- 料金から入ると、「安いから」で出会える人数が足りない相談所を選んでしまいます。あとから増やせないのは料金ではなく相手の数のほうです
- よく見かける「40代会員比率30%以上の相談所を選べ」という基準には、根拠が見当たりませんでした。業界最大手のIBJでも女性会員の40代は約21.4%、男性で約29.9%です(2026年4月時点・公式)
- そして身も蓋もない話をすると、どこを選ぶかより、選んだあと動けるかのほうが結果を分けます。IBJ成婚白書2024では、成婚した女性と成婚せずにやめた女性の差は年齢よりお見合い10件と4件でした
わたしも比較サイトを何十本も読み比べました。読むほど分からなくなったのは、各社が自分の得意な軸だけを見せてくるからです。軸をこちらが持てば、途端に決められるようになります。
ランキング1位のところに入れば間違いないですか?
間違いない、とは言えません。ランキングは「平均的な人に合う順」なんです。あなたが40代で、この地域に住んでいて、この曜日しか動けない——その条件を入れた瞬間、順位は入れ替わります。だから順番を持ってほしいんです。
この記事には、無料相談でそのまま読み上げられる質問文を7つ載せました。答えがNGだったときにどう判断するかもセットで書いています。まず1社、無料カウンセリングでこの7問を試してみるのが、いちばん早く物差しが手に入る方法です。
入会の手続きではありません。質問して帰るだけでも大丈夫です
結婚相談所の選び方には順番がある|40代が最初に見るのは料金ではない
選び方の記事の多くは「チェックポイント7つ」のように並列で並んでいます。並列だと、どれを優先するかは読んだ人任せです。そこで順番をつけました。基準は「あとから変えられないものを先に見る」です。
| 順番 | 見るもの | あとから変えられる? |
|---|---|---|
| ① | 同年代の相手が何人いるか | ✕ 変えられない |
| ② | 会員数の数え方(連盟か自社か) | ✕ 変えられない |
| ③ | サポートの形(仲人型か、自分で探す型か) | △ 乗り換えれば変わる |
| ④ | 担当者との相性 | △ 変更を頼めば変わることも |
| ⑤ | やめるときの条件 | ✕ 契約時に決まる |
| ⑥ | 成婚率の数字 | — 参考値 |
| ⑦ | 料金 | ○ 予算側で調整できる |
入会したあと、あなたの意思で増やせるものと増やせないものがあります。お見合いの申し込み数は増やせます。プロフィール写真も撮り直せます。でも、その相談所が抱えている40代男性の数は、あなたがどれだけがんばっても増えません。
だから、変えられないものから順に見る。これが順番の理由です。
料金を最後に置く理由|安さで削れるのは、たいてい「出会いの数」だから
料金を最初に見ると、人は必ず安い順に並べます。そして安い相談所には、安い理由があります。
- 店舗を持たずオンライン完結にして、人件費と家賃を削っている
- 担当者1人あたりの会員数を増やして、面談の回数を減らしている
- 加盟している連盟が1つだけで、検索できる相手の範囲が狭い
1つ目は、自走できるタイプならほぼデメリットになりません。でも3つ目は違います。検索できる相手が少ないのは、40代に直接効きます。
安い相談所が悪いのではありません。何を削って安いのかを知らずに選ぶのが危ないのです。順番を①からたどれば、削られている場所が自然に見えてきます。
でも予算には限りがあって、そこは無視できないんです
もちろんです。予算は足切りの線として最初に引いておいてください。「年間30万円まで」と決めるのはアリ。やめてほしいのは安い順に並べて上から選ぶことです。線を引くのと、順位づけに使うのは別物です。
- 基準は「あとから変えられないものを先に見る」
- 入会後にあなたが増やせるのは行動量。相手の数は増やせない
- 予算は足切りの線に使う。順位づけには使わない
【順番①】同年代の相手が何人いるか|IBJ公式データで見る40代の現実
最初に見るのはここです。ただし、よく見かける「40代会員比率30%以上の相談所を選びましょう」という基準は、使わないでください。
この「30%」の出どころを探しましたが、公的機関や業界団体が示した基準は見つかりませんでした。実際の数字を見ると、この線はほとんど機能しません。国内最大級の連盟であるIBJの公式データで確かめます。
| 年代 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 20代 | 8.3% | 16.4% |
| 30代前半 | 20.5% | 27.5% |
| 30代後半 | 23.8% | 25.9% |
| 40代前半 | 17.9% | 14.7% |
| 40代後半 | 12.0% | 6.7% |
| 50代以上 | 17.4% | 8.7% |
出典:株式会社IBJ「数字でIBJチェック!」(2026年4月時点のデータ/2026年9月20日確認)。男女比は男性55.5%・女性44.4%。
足し算すると、男性の40代は合計29.9%、女性の40代は合計21.4%です。業界最大級のネットワークでも、40代は3割を切ります。つまり「40代比率30%以上」を条件にすると、ほぼ全部が落ちます。基準として使えません。
40代女性が見るべきは「女性の40代比率」ではない
ここが一番の勘違いポイントです。あなたが探しているのは男性会員です。だから見るべきは女性の年齢分布ではなく、男性の年齢分布のほう。
男性の40代は29.9%、50代以上を足すと47.3%。男性のほうが年齢層が高いのが結婚相談所の構造です。「同年代の男性がいないのでは」という不安は、少なくともIBJの数字の上では当たっていません。
40代女性が一番少ないって、それはそれで落ち込むんですけど……
逆です。女性の40代が少なくて、男性の40代が多い。需要と供給で言えば、あなたの側の椅子は空いているということです。数字は残酷にも見えますが、今回は味方についています。
無料相談でそのまま使える質問文①
\ 無料相談でそのまま読み上げてOK /
「わたしと同年代の40代の男性は、この相談所で実際に何名くらい検索できますか。年代別の内訳が出せる資料はありますか」
▼ 返ってきた答えで、こう判断します
- ◎ 数字で話せる会社。有力候補 … 年代別の資料を出して、その場で人数を示す
- △ もう一度「何名ですか」と聞く。二度目もはぐらかしたら候補から外す … 「多いですよ」「たくさんいます」で終わる
- ○ 理由を聞く。連盟名だけでも言えるなら連盟の公開データで補える … 「公表していません」と説明がある
- ✕ あなたの不安を軽く扱う会社。1年通うのはつらい … 年齢の話を「気にしなくていい」とかわす
NGだったときの判断はシンプルです。数字を聞いて数字が返ってこない会社は、入会後も数字で説明してくれません。お見合いが組めない月に「なぜ組めないのか」を説明できるのは、数字を持っている会社だけです。
- 「40代比率30%以上」は根拠が確認できない独自基準。使わない
- IBJ公式では男性40代29.9%・女性40代21.4%(2026年4月時点)
- 40代女性が見るのは男性の年齢分布。女性側の比率ではない
- 数字で答えられない会社は、入会後も数字で説明してくれない
【順番②】会員数の数え方を確認する|連盟の数字か、その相談所の数字か
「会員数10万人」と書いてあっても、その10万人はその相談所の会員ではないことがほとんどです。個人経営の相談所でも、連盟に加盟していれば連盟全体の会員を検索できます。だから「10万人」と書けてしまう。
| 連盟 | 公表会員数 | 基準日 |
|---|---|---|
| IBJ(日本結婚相談所連盟) | 110,482名 加盟相談所4,797社 | 2026年7月15日時点 |
| TMS(全国結婚相談事業者連盟) | 68,406名 | 2026年7月時点 |
出典:株式会社IBJ プレスリリース(2026年7月)/全国結婚相談事業者連盟「会員データ」。いずれも2026年9月20日確認。
誇大広告ではなく業界の仕組みです。ただ、出どころを聞かずに信じると比較が成立しません。複数の連盟に加盟している相談所なら、検索できる相手はその分だけ広がります。
会員数より効く数字は「あなたの条件で何人出るか」
10万人いても、あなたの住んでいる県の40代男性が80人なら、実際の母数は80人です。だから聞くべきは総数ではありません。
\ 無料相談でそのまま読み上げてOK /
「その会員数は、どの連盟の数字ですか。御社は今いくつの連盟に加盟していますか。わたしの希望条件(年齢・地域・年収)で検索したら、いま何名ヒットするか、その場で見せてもらえますか」
▼ 返ってきた答えで、こう判断します
- ◎ ここまでやる会社は誠実。強い候補 … その場で検索画面を開いて件数を見せる
- ○ 合格。ただし実際に送ってくるかで最終判断 … 連盟名を挙げ、件数は後日メールで送ると言う
- ○ 理由が具体的なら妥当。おおよその件数だけでも聞く … 「会員規約で見せられない」と言う
- ✕ 比較不能。候補から外す … 連盟名を答えない/自社会員と連盟会員を区別しない
- 「会員数◯万人」は連盟全体の数字であることがほとんど
- 比べるべきは総数ではなくあなたの条件でのヒット件数
- 加盟連盟の数を聞く。複数加盟なら検索範囲が広がる
【順番③】サポートの形が自分の詰まり方に合うか|仲人型・データマッチング型・ハイブリッド型
相談所は運営の形で3つに分かれます。ここで選ぶ基準は「手厚いほうが良い」ではありません。あなたが過去にどこで詰まったかです。
| タイプ | 相手の見つけ方 | 向いている人 | 費用の傾向 |
|---|---|---|---|
| 仲人型 | 担当者が紹介してくれる | ひとりだと手が止まる人/断られると立て直せない人 | 高い |
| データマッチング型 | 条件検索とシステムの紹介 | 自分で探して自分で申し込める人 | 安い |
| ハイブリッド型 | 自分で検索+担当者の紹介 | 基本は自走したいが、詰まったとき相談先がほしい人 | 中間 |
マッチングアプリで「いいねは来るのに会う手前で止まる」経験があるなら、原因は相手の数ではありません。止まった場所に人がいるかどうかが分かれ目です。そこで詰まる人がデータマッチング型を選ぶと、アプリと同じ結果になります。
逆に自分で探せる人が仲人型に入ると、使わないサポートに毎月払うことになります。手厚さは、必要な人にだけ価値があります。
\ 無料相談でそのまま読み上げてOK /
「わたしは自分で申し込むのが苦手で、断られると次が出せなくなります。そういうとき、御社では具体的に誰が何をしてくれますか。面談は月に何回ありますか」
▼ 返ってきた答えで、こう判断します
- ◎ 運用が決まっている会社 … 面談の頻度と連絡手段を具体的に答える
- △ 決まった接点がない。落ち込んだ月に自分から連絡できるか自問する … 「いつでもご連絡ください」だけ
- ○ 誠実。そのオプション込みの総額で計算し直す … オプション料金が必要だと説明がある
- ✕ あなたの詰まり方に答えていない。候補から外す … 「みなさん大丈夫ですよ」で終わる
自分がどのタイプ寄りか迷うなら、結婚相談所が向いていない人の特徴7つで先に確かめておくと、無料相談での聞き方が変わります。
- 「手厚いほうが良い」ではなく自分の詰まる場所に人がいるか
- 自走できる人が仲人型に入ると使わない手厚さに払うことになる
- サポートは頻度と手段を数で確認する
【順番④】担当者と1年通えるか|相性は入会前の60分で測れる
相性という言葉はふわっとしていますが、確かめ方はあります。無料相談の60分で、担当者があなたに何回質問したかを数えることです。
説明ばかりで質問が来ない人は、自社のプランを売りに来ています。1年伴走する相手なら、あなたの状況を知ろうとするはずです。
- 話を遮らずに最後まで聞くか
- 「40代だと厳しい」と脅す方向に持っていかないか
- あなたが言っていない条件を勝手に決めつけないか
- 不都合なこと(会員が少ない地域、苦手な層)も言うか
もうひとつ確かめたいのは「その人が担当になるのか」
無料相談に出てくる人と、入会後の担当者が別人の会社があります。相性を測った相手が担当でないなら、測った意味がなくなります。
\ 無料相談でそのまま読み上げてOK /
「入会したら、今日お話ししている方がそのままわたしの担当になりますか。担当は1人ですか、チームですか。合わないと感じたとき、担当変更はお願いできますか」
▼ 返ってきた答えで、こう判断します
- ◎ 今日の60分がそのまま判断材料になる … 担当は固定で、変更も可能と明言する
- ○ 合格。連絡が誰から来るかを追加で確認 … チーム制だが、窓口は固定と説明する
- △ 相性を測れない。決まり方の基準だけでも聞く … 「担当は入会後に決まります」
- ✕ 合わなかったときに逃げ場がない。候補から外す … 担当変更の話をすると空気が変わる
ひとりで抱えていると、婚活は長引きやすくなります。誰にも相談できないまま、断られた回数だけが積み上がっていく。伴走してくれる人がいるだけで、景色が変わるのはずっと早くなります。
- 60分で担当者があなたに質問した回数を数える
- 不都合なことを先に言う人は信用していい
- 今日の人が担当になるのかを必ず確認する
【順番⑤】やめるときの条件を先に聞く|返金保証より強いのは法律のほう
「返金保証はありますか」を選び方に入れる記事は多いです。でも返金保証より先に知るべきものがあります。法律です。
結婚相手紹介サービスは、期間が2か月を超え、支払総額が5万円を超える場合、特定商取引法の「特定継続的役務提供」にあたります。ここに該当すると、解約のルールが法律で決まります。
| 場面 | 法律で決まっていること |
|---|---|
| 契約直後 | 法定書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフできる |
| サービス開始前にやめる | 事業者が請求できるのは上限3万円 |
| サービス開始後にやめる | すでに提供された分の対価+2万円または契約残額の20%のいずれか低い額が上限 |
出典:消費者庁「特定商取引法ガイド|特定継続的役務提供」(2026年9月20日確認)
つまり、「途中でやめたら全額取られる」ということは、法律上ありません。返金保証という商品より、この法律のほうが広くあなたを守ります。
だから確認すべきは「返金保証がありますか」ではなく、その会社が法律どおりに精算する会社かどうかです。
\ 無料相談でそのまま読み上げてOK /
「半年で退会した場合、精算額はいくらになりますか。その計算式が書いてある書面を見せてください。休会制度はありますか、費用はいくらですか」
▼ 返ってきた答えで、こう判断します
- ◎ ここまでやる会社はほぼ外れない … 書面を出して計算式を指で追って説明する
- ○ 合格。持ち帰って自分で読む … 金額は即答できないが、書面の場所は示せる
- ✕ 法律で認められた権利です。候補から外す … 「途中でやめる話は入会前にしないで」と言う
- ✕ 特商法の定めと食い違う。契約しない … 「解約しても返金は一切ありません」と断言する
やめる話を先にするなんて、縁起が悪い気がして……
逆です。やめ方が分かっている人のほうが、思い切って動けます。出口が見えているから、怖がらずに申し込める。わたしならこの質問を最初の1社で必ずします。
- 2か月超・5万円超なら特定継続的役務提供。解約ルールは法律で決まる
- 書面受領から8日はクーリング・オフ可能
- 中途解約の違約金は開始前3万円/開始後は2万円または残額20%の低いほうが上限
- 「返金は一切なし」と断言する会社は、その時点で候補から外す
【順番⑥】成婚率は最後から2番目|会社ごとに定義が違うので順位づけには使えない
成婚率は、いちばん目を引くのにいちばん比較しにくい数字です。理由は、計算式が会社ごとに違うから。
- 成婚退会者 ÷ 総会員数(分母が大きいので低く出る)
- 成婚退会者 ÷ その期間の全退会者(分母が小さいので高く出る)
- そもそも「成婚」が婚約なのか、真剣交際に入った時点なのかも会社によって違う
業界で統一された定義があるかを調べましたが、公的機関や業界団体が定めた共通の計算式は確認できませんでした。だから「A社80%、B社30%」を並べても意味がありません。
使える数字はある|IBJが定義を公開している40代の成婚率
ひとつだけ、定義まで公開されている数字があります。IBJ成婚白書2024です。IBJの成婚率は成婚者÷(成婚者+成婚せずに退会した人)で計算されています。
| 年齢層 | 女性 | 男性 |
|---|---|---|
| 〜29歳 | 36.4% | 42.5% |
| 30〜34歳 | 35.8% | 49.0% |
| 35〜39歳 | 30.3% | 46.2% |
| 40〜44歳 | 22.5% | 39.0% |
| 45歳〜 | 15.7% | 23.6% |
出典:株式会社IBJ「2024年 IBJ成婚白書」(2026年9月20日確認)。これはIBJネットワーク全体の数字で、特定の相談所単体の数字ではありません。
40〜44歳女性で22.5%。5人に1人強です。低いと感じるかもしれませんが、この数字の本当の使いどころは次の章にあります。
\ 無料相談でそのまま読み上げてOK /
「その成婚率は、何を分母にした数字ですか。御社では『成婚』をどの時点と定義していますか。40代女性に限った数字はありますか」
▼ 返ってきた答えで、こう判断します
- ◎ 数字を正しく扱う会社 … 分母と成婚の定義を即答する
- ○ 誠実。自社の数字と混ぜていないかだけ確認 … 「連盟の数字です」と出どころを言う
- △ その数字は比較に使わない。他の項目で判断する … 「計算方法は公表していません」
- ✕ 数字の扱いが雑。候補から外す … 定義を聞くと数字が変わる/話をそらす
- 成婚率は計算式も成婚の定義も会社ごとに違う。横並び比較は成立しない
- 業界共通の定義は確認できなかった
- 定義まで公開されているIBJの数字なら参考にできる(40〜44歳女性22.5%)
【順番⑦】最後に料金|1年総額と「途中でやめた場合の額」を両方出してもらう
①〜⑥を通せば、残る候補は2〜3社のはずです。ここで初めて料金を並べます。
公開されている実額を見ると、1年総額は125,400円から677,050円まで開きます。中央値は276,250円でした。
| 価格帯 | 1年総額の目安 | サポートの形 |
|---|---|---|
| 10万円台 | 約12万円〜 | オンライン完結。探すのも日程調整も自分で |
| 20万円台 | 約23万〜27万円 | オンライン中心+相談先はある |
| 30万円台 | 約31万円前後 | 店舗あり・会員数が多い |
| 50万円以上 | 約49万〜68万円 | 担当者が並走する仲人型 |
金額は「初期費用+月会費×12か月+成婚料」。各社公式サイトで確認した実額の詳細は結婚相談所の費用相場【11社の実額一覧】にまとめています。
大事なのは成婚した場合の総額だけを見ないこと。成婚料0円の会社は成婚してもしなくても総額が変わらず、成婚料220,000円の会社は途中退会ならその分だけ下がります。
つまり「成婚したときの額」と「1年でやめたときの額」の2つを並べて初めて、その料金体系があなたに合っているかが分かります。
\ 無料相談でそのまま読み上げてOK /
「1年活動して成婚した場合の総額と、1年で成婚せずに退会した場合の総額を、それぞれ紙に書いてください。お見合い料とオプションも入れた金額でお願いします」
▼ 返ってきた答えで、こう判断します
- ◎ 持ち帰って他社と並べられる。最有力 … 2パターンとも紙に書いて渡してくれる
- ○ 使う人の割合を追加で聞いて概算に足す … 書いてくれるが、オプションは「人による」
- △ 自分でメモを取り、その場で読み上げて確認する … 口頭で説明するだけで書いてくれない
- ✕ 比較不能。候補から外す … 「総額は人によるので出せません」
金額そのものが重くて手が止まるなら、結婚相談所は高すぎる?1年総額を実額で分解した記事で、何にいくら払っているのかを先に分解してみてください。
- 1年総額は125,400円〜677,050円。中央値276,250円
- 「成婚したときの額」と「やめたときの額」を2つ並べる
- 紙に書いてもらう。書けない会社は比べる土俵に上がっていない
7つの質問をまとめた持ち歩き用シート|無料相談はこの順番で聞く
ここまでの質問を、聞く順番どおりに並べました。スマホに保存するか、印刷して持っていってください。
| 順番 | 質問文 | これが出たら候補から外す |
|---|---|---|
| ① | 40代男性は何名くらい検索できますか。年代別の資料はありますか | 年齢の話をかわす/二度聞いても数字が出ない |
| ② | その会員数はどの連盟の数字ですか。わたしの条件で何名ヒットしますか | 連盟名を答えない/自社会員と連盟会員を区別しない |
| ③ | 断られて次が出せないとき、誰が何をしてくれますか。面談は月何回ですか | 「みなさん大丈夫ですよ」で終わる |
| ④ | 今日の方が担当になりますか。担当変更はお願いできますか | 担当変更の話で空気が変わる |
| ⑤ | 半年で退会したら精算額はいくらですか。書面を見せてください | 「返金は一切ありません」と断言する |
| ⑥ | その成婚率の分母は何ですか。成婚はどの時点ですか | 定義を聞くと数字が変わる/話をそらす |
| ⑦ | 成婚した場合とやめた場合の1年総額を、紙に書いてください | 「総額は人によるので出せません」 |
候補そのものが思い浮かばないなら、アラフォー向け結婚相談所ランキングから、タイプの違う3社を選び出すところから始めてください。
7問すべてに◎や○が並ぶ会社は、正直めったにありません。✕がゼロで、◎が3つ以上あれば十分に候補です。逆に✕が1つでもあれば、その1社は外していいとわたしは思います。
質問をもっと細かく用意したい人は、無料相談で聞くことリスト10問も合わせて持っていくと、聞き漏らしがなくなります。
何社まわるかは「3社」でいい|それ以上は決められなくなる
増やしすぎると選べなくなります。タイプ違いで3社——オンライン型・ハイブリッド型・仲人型を1社ずつ——がちょうどいい数です。
- 1社目:質問シートを試す。答えの良し悪しより「聞けた」ことが収穫
- 2社目:1社目と答えを比べる。ここで初めて差が見える
- 3社目:迷っている2社と違うタイプを入れて、自分の好みを確かめる
- 全社に同じ7問を同じ順番で。順番を変えると比較にならない
- 合格ラインは✕ゼロ・◎3つ以上
- まわるのはタイプ違いで3社。それ以上は決められなくなる
この7問を最初に試す相手は、料金の内訳と解約条件を公式サイトに書いている会社が向いています。ラポールアンカーの無料カウンセリングは1年総額を公開しているので、⑦の答え合わせがしやすい1社目になります。
その場で決めなくて大丈夫。答えをメモして帰るだけで物差しになります
「どこを選ぶか」より効くもの|成婚した人とやめた人を分けたのは年齢ではなかった
最後に正直なことを言います。どこを選ぶかより、選んだあと動けるかのほうが効き目は大きいです。IBJ成婚白書2024には、成婚した女性と成婚せずに退会した女性の代表値(中央値)が並べて載っています。
| 項目 | 成婚した女性 | 成婚せず退会した女性 |
|---|---|---|
| 年齢 | 34歳 | 37歳 |
| 在籍日数 | 246日(約8か月) | 411日(約13.5か月) |
| お見合い数 | 10件 | 4件 |
| 交際数 | 4人 | 1人 |
出典:株式会社IBJ「2024年 IBJ成婚白書」(2026年9月20日確認)。中央値。IBJネットワーク全体の数字です。
やめた人のほうが、長くいます。13.5か月いてお見合い4件、交際1人。成婚した人は8か月でお見合い10件、交際4人。
差は在籍期間の長さではありません。同じ1か月のあいだに、何件会っていたかです。月に換算すると、成婚した人は約1.2件/月、やめた人は約0.3件/月。3〜4倍の差があります。
じゃあ、相談所選びに時間をかけるのは無駄ってことですか?
いいえ、逆の意味です。選び方とは「自分が月1件以上お見合いできる場所を選ぶこと」なんです。相手の数が足りなければ月1件は組めない。担当者が動かなければ日程が決まらない。だから①〜⑦を見るんです。
つまり選び方の7項目は、それ自体がゴールではありません。「入会後に月1件のお見合いを積めるか」を事前に測るための道具です。そう考えると、①の相手の数も③のサポートも④の担当者も、全部ひとつの目的でつながります。
40〜44歳女性22.5%という数字の、本当の読み方
先ほどの成婚率22.5%に戻ります。この数字を「5人に4人はダメ」と読むと、動けなくなります。
でも上の表を重ねると、見え方が変わります。成婚できなかった側の多くは、お見合い4件・交際1人でやめています。年齢で落ちたのではなく、打席に立った回数が4回だったということです。
年齢は変えられません。でも、お見合い件数は変えられます。あなたの22.5%は、まだ確定していません。
婚活でいちばん苦しいのは、動いていない月にも時間だけが減っていくことです。件数を数え始めると、やっと自分の状況が見えるようになります。
- やめた女性のほうが在籍は長い(411日 vs 246日)
- 分かれたのはお見合い10件と4件。月あたり3〜4倍の差
- 選び方とは月1件のお見合いを積める場所を選ぶこと
- 年齢は変えられない。件数は変えられる
40代が相談所選びでやりがちな失敗4つ|順番が抜けると起きること
失敗①:1社しか見ずに即決する
1社だけだと、その答えが良いのか悪いのか判断できません。2社目に行って初めて、1社目の答えの意味が分かります。
失敗②:安い順に並べて上から選ぶ
安い順の順位づけは、削られている中身を見ないまま決めることと同じです。オンライン型が悪いのではなく、自走できない人が選ぶと止まります。
失敗③:「会員数No.1」を自分の母数だと思い込む
会員数の多さと、あなたが会える人数は別です。年代・地域・希望条件を入れた後の件数があなたの母数。ここを聞かずに入会すると、入会後に「思ったより出てこない」が起きます。
失敗④:口コミだけで決める/口コミを一切見ない
どちらも極端です。口コミは件数と平均点をセットで見てください。10件しかない星1.9と、160件ある星4.6では、意味がまったく違います。そして最後は、自分が会って確かめる。
- どれも順番を飛ばしたときに起きる失敗
- 比較の基準は2社目で立つ。1社目は物差しづくり
- 口コミは件数と平均点をセットで見る
結婚相談所の選び方・よくある質問
40代の結婚相談所選びで、いちばん最初に見るべきなのは何ですか?
同年代の相手が何名いるかです。入会後にあなたが増やせるのは行動量であって、その相談所が抱えている40代男性の数ではありません。あとから変えられないものを先に見る——これが順番の基準です。料金は7番目で十分間に合います。
「40代会員比率30%以上の相談所を選べ」という基準は正しいですか?
この30%という数字の根拠は、公的機関や業界団体の資料では確認できませんでした。IBJ公式の会員データ(2026年4月時点)では、男性の40代が合計29.9%、女性の40代が合計21.4%です。
業界最大級のネットワークでも3割前後なので、30%を条件にすると選択肢がほぼ残りません。基準としては機能しないと考えてください。
大手と個人経営の相談所、40代女性はどちらを選ぶべきですか?
看板の大小ではなく、加盟している連盟と担当者の体制で見てください。個人経営でも大きな連盟に加盟していれば検索できる相手の数は変わりません。逆に大手でも担当1人あたりの会員数が多ければ、面談の頻度は下がります。①②③④の質問をすれば、看板に関係なく中身が見えます。
無料相談は何社まわるのが適切ですか?
タイプ違いで3社をおすすめします。オンライン型・ハイブリッド型・仲人型を1社ずつ。同じタイプを5社まわっても差が出ず、かえって決められなくなります。1社目は「答えの良し悪し」より7問を聞けたことが収穫です。
途中でやめたら、払ったお金は全部戻ってこないのでしょうか?
「全額戻らない」ということは、法律上ありません。結婚相手紹介サービスは期間2か月超・総額5万円超なら特定商取引法の特定継続的役務提供にあたり、書面受領から8日以内はクーリング・オフが可能です。
中途解約の違約金も、サービス開始前は3万円、開始後は2万円または契約残額の20%のいずれか低い額が上限と決まっています(提供済みの対価は別途)。
成婚率が高い相談所を選べば結婚しやすいですか?
成婚率は会社ごとに計算式も「成婚」の定義も違うため、そのまま順位づけには使えません。業界共通の定義は確認できませんでした。数字を見るときは分母は何か・成婚はどの時点かを必ず聞いてください。定義まで公開されているIBJの数字では、40〜44歳女性の成婚率は22.5%です。
1年でいくら見ておけばいいですか?
公式サイトで確認できた実額では、1年総額は125,400円から677,050円まで開き、中央値は276,250円でした。オンライン完結型なら10〜20万円台、店舗のあるタイプで20〜30万円台、仲人型で50万円以上が目安です。内訳は費用相場の記事にまとめています。
選ぶのに時間をかけすぎている気がします。どこで線を引けばいいですか?
3社まわって✕がゼロの会社が残ったら、そこで決めていいと思います。IBJの数字では、成婚せずに退会した女性のほうが在籍が長く(411日)、お見合いは4件でした。迷っている時間は、入会後の時間より高くつきます。完璧な1社を探すより、月1件お見合いできる1社を早く決めるほうが近道です。
まとめ|選ぶ順番を持てば、40代の相談所選びは1週間で終わる
ランキングを何本読んでも決まらなかったのは、あなたの決断力の問題ではありません。比べる順番を持っていなかっただけです。
- ①同年代の相手の数 → ②会員数の数え方 → ③サポートの形 → ④担当者との相性 → ⑤やめるときの条件 → ⑥成婚率 → ⑦料金
- 基準は「あとから変えられないものを先に見る」
- 7問を全社に同じ順で聞き、✕が1つでもあれば外す
- まわるのはタイプ違いで3社。それ以上は決められなくなる
そして、選び終わったあとに効くのは件数です。IBJの数字が示していたのは、年齢ではなく、月に何件会っていたかでした。だから選び方の7項目は、月1件を積める場所を見つけるための道具です。
今日、何から始めればいいですか
この記事の7問をスマホに保存して、1社だけ予約を入れる。それだけです。当日は読み上げるだけでいい。答えをメモして帰れば、2社目からは自分で比べられるようになります。
急かすつもりはありません。ただ、比べる物差しは、1社目に行かないと手に入りません。読んでいるだけでは立たないんです。わたしなら、今日のうちに1社だけ予約を入れます。
入会しなくて大丈夫。7問の答えを持ち帰るだけで前に進みます
- 株式会社IBJ「数字でIBJチェック!」(年齢構成/2026年4月時点・2026年9月20日確認)
- 株式会社IBJ プレスリリース(登録会員数110,482名・加盟相談所4,797社/2026年7月15日時点)
- 全国結婚相談事業者連盟(TMS)「会員データ」(68,406名/2026年7月時点)
- 株式会社IBJ「2024年 IBJ成婚白書」(年齢別成婚率・在籍日数・お見合い件数)
- 消費者庁「特定商取引法ガイド|特定継続的役務提供」(クーリング・オフ/中途解約の上限額)
- 料金の実額は当サイトの費用相場記事(各社公式サイトで確認した11社の一覧)より















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